名人の力ここにあり

5・6年生が家庭科の時間でエプロンの制作に挑戦しました。 一昔前とは違い、最近の教材用のエプロンは、本体に折り線や出来上がり線がプリントされており、作業がスムーズに進められるように作られているんですよ。

とはいえ、慣れないミシンを使い、子どもたちが納得のいくエプロンを制作するには、やはりコツが必要とされます。

そこで、今回も地域の裁縫の名人のみなさんにご協力をいただき、エプロンの制作に取り組みました。


制作当初は「ここうまくいかな~い」と言っている児童もいましたが、そこは、名人たちのご指導。 これまでの生活経験から得た知識や技能を積極的に教えていただき、子どもたちは「どうすれば、できるようになるのか」自分で考えて取り組むようにもなりました。

担任の先生もスムーズに進んでいる様子を見て、大変感心していましたよ。 地域の裁縫名人のみなさん、ありがとうございました。

4年生 体について勉強しよう

自分の身に起こる体の変化。誰かに相談はしたいけれど、なかなか言い出せないのがこの頃の悩みなのではないでしょうか?

特に、性のことは、信頼できる大人にでも相談するのに相当な勇気が必要なはずです。

そこで、今回は町の保健師さんを講師にお招きし、思春期に起こる体の変化について、みんなで勉強をしました。題して、からだについて勉強しよう!!今回は、どんな新しい学びがあったのでしょうか。

まず、はじめに、体の見かけがどのように成長していくのか、みんなで考えました。

10歳までは男女の身長にそれほど大きな差はないものの、10歳を過ぎると、男女の身長に差が大きく出はじめるようです。

つい1年前と比べても、みんな身長が随分大きくなりましたよね。講師の先生や周りにいた先生方も10歳を境に身長に少しずつ変化が見られたと言っていました。

 

続いては、からだの内部に起こる変化について教えてもらいました。

脳から「大人の準備をはじめなさい」という命令が出されると、性ホルモンが分泌され、体の内部に様々な変化が起こるようです。声などに変化が出るのもこの頃からだそうです。

そして、大事なことを教えてもらいました。それは、成長には個人差があること。

まわりのみんなと成長のスピードが違うのは、当然のことなんですね。

最後にワークシートを使い、みんなで今回の勉強の振り返りをしました。担任の先生も一生懸命取り組んでいる姿にとても感動していましたよ。

これからも、自分の身体の変化に上手に向き合いつつ、心も体も立派な大人へと成長できるといいですね。

普段から関心はあったけど、児童が聞きづらいことをわかりやすく教えてくれた保健師さん、ありがとうございました。

2年生 まちたんけん

2年生が町内の温泉へまち探検に出かけました。みんな一度は行ったことがある温泉。だけど、それはお客さんとしての立場。普段は目にできないところをぜひ見てみたい!

そこで、今回のまち探検では温泉を営業している舞台裏に迫ることになりました。

まず、探検隊が向かった先は個室のお風呂。こちらは、少しお金を払わなければならないのですが、その分、快適!子どもたちは、のんびり入れるお風呂に憧れている様子でした。

続いて向かった先は、ボイラー室。機械音にびっくりしている探検隊。冬の間でも温かい温泉に入るために温度を調整し、ボイラーを運転しているようです。

続いて、食堂へ向かいました。お昼も近くなり、厨房から漂う美味しそうな匂い。探検隊もお腹がすき始めたようで、メニュー表をみて「あれ食べたい」、「これは食べたことがある」と終始食べることで頭がいっぱいな探検隊でしたが、気になることは、しっかりと質問をしていました。さすがですね。

今回のまちたんけんを締めくくるのは質問タイム。一日の来館者数や仕事をする上でのやりがいを教えていただきました。

普段は聞けないこと、体験できないことに挑戦をさせていただいた温泉のみなさん、ありがとうございました。

 次回のまちたんけんも楽しみですね。

6年生 薬物乱用防止教室

町内の薬剤師をゲストティーチャーにお招きし、薬物乱用防止教室を実施しました。

毎年開催しているこの教室ですが、ゲストティーチャーは毎回違う視点でお話をしてくれるので、常に新しい視点で学ぶことができています。

今年はどんな教室になったのでしょうか。

前半は、映像を見ながら、薬物の恐ろしさ、誘われた時の断り方について教わりました。

一人で悩まず誰かに相談することが大切になるんですね。

後半は、「健康」や「人生」という観点から生涯にわたって充実した生活を送るためには、一時の感情に惑わされず強い意志をもって生活をすることが必要になるということをみんなで考える時間となりました。

4年生「文化財展示室見学」

4年生が文化センター内にある文化財展示室の見学に行きました。

ニシン漁で栄えた当時の様子を学芸員の方に解説をしてもらいました。

展示室には昔使われていた道具も展示されており、どのような生活をしていたのか当時の様子を想像するとワクワクします。

最後には、たくさんの質問に答えていただき、先人が築いた町の歴史を学んだ1日となりました。

担任の先生によると、この後、勉強してきたことをもとに、クイズやまとめを作成し、寿都ミニゲーム祭を開催するようです。楽しみですね。

講師の方、ありがとうございました。

4年生 「お祭りの講話」

4年生が神社に行き、お祭りについて学習をしました。

コロナの影響により、例年、盛大に行われていたお祭りが開催できなく、当時のお祭りの様子を懐かしく思う児童が多数いたようです。

そんな待ちに待った神社への見学。今回はどんな発見があったのでしょうか?

神社へ着くと、まず初めに身体を清めました。

次に神社の中へ入らせていただき、事前に児童が考えてきた質問に丁寧に答えていただきました。

お祭りが始まった理由から寿都神社に関係する事までたくさんの質問に答えていただきました。

最後は、お神輿の見学です。間近でみると、想像していた以上に大きかったようで、子どもたちは、その迫力あるお神輿に驚いていました。

来年は、コロナが収まり、盛大にお祭りができるといいですね。

5年生 サケの人工授精体験

潮路小学校の5年生と合同でサケの人工授精体験に黒松内町にあるサケ・マスふ化場へ行きました。

後志地区水産技術普及指導所と役場産業振興課水産係の職員が指導の下、サケの卵を取り出し、精子と混ぜ合わせ、人口授精させた後、川底へ埋める一連の作業を体験しました。

参加した児童は、命の尊さを噛みしめながら、一粒の卵も無駄にしないように慎重に卵を扱っていました。

 寿都小学校では、人工授精させた卵の一部を学校へ持ち帰り、水槽で孵化させ、来年の春に川へ放流する予定です。

2年生「歯科指導」

町内の歯医者さんを講師にお招きし、歯科指導を行いました。

虫歯になる原因や歯の磨き方を教えてもらうことができました。

口腔衛生上、呼吸は口でするのではなく、鼻ですることが理想とされています。

口で呼吸をするためには、口を閉じる唇の筋肉が必要です。

そこで、歯医者さんから教えてもらったのが、お口の体操。

楽しく、そして簡単にできるトレーニング方法を教えてもらうことができました。

一生を送る上で大切となる歯。これからも大切にしていきたいですね。

3年生「社会科見学」

3年生が町内の商店へ見学に行きました。

意外にも、初めてこのお店へ行く児童もいて、見学に行くことを担任の先生から聞いた時には、大変みんな喜んでいたようです。

そんな待ちに待った社会科見学。天候にも恵まれ、いよいよ見学スタート♪

お店に入ると、児童がまず驚いていたのが、商品の多さでした。

新鮮な野菜をはじめ、子どもたちが普段口にするお菓子等も陳列されていました。その中でも、特に目を引いたのが、新鮮で旬なお魚が並べられた鮮魚コーナー。なんと、そこではお店の方のビッグサプライズとしてお魚の解体ショーを見せていただくことができ、子どもたちは、終始その迫力に圧巻されている様子でした。

子どもたちの中には、家族と週末に町外の大型スーパーへ買い物に行くことがあるようですが、今回の見学をとおして、町内のお店だからこそ、町民の方が利用しやすいような温かい配慮や工夫がたくさんあることを肌で感じる1日となりました。

ご多用の中、見学にご協力いただいた商店の皆さま本当にありがとうございました。

4年生 ウニの学習

4年生のふうタイムでウニの学習を行いました。

まず、はじめに、生きている実物のウニを見ながら、講師としてきていただいた役場の方からウニの生態について教えていただきました。ウニには、口があり、昆布などの海藻を食べていることなど、新しい発見がありました。さらに、児童が疑問に思っていることに答えていただき、より理解を深めることができました。

次は、いよいよみんなが待ちに待ったウニむき体験です。

まず初めに器具を使ってウニの身を取り出す作業です。

漁師さんにむき方のコツを教えてもらいました。コツは、身が崩れないように取り出すこと。おいしそうなウニを目の前にすると、みんな一生懸命です。

次にむいた身をキレイに洗浄します。海水に身を浸しながら、ウニが食べた海藻等を取り除きます。

漁師さんにたくさんウニをご用意いただいたので、一人2~3回程度この作業を体験できました。

とげがついていてみんな恐る恐るやっていた作業も何回もやれば、みんな慣れた手つきです。

参加した児童からは、「いずれここでアルバイトをしてみたいな~」という声があったほど意欲的に授業に臨んでいました。

充実した授業とすることができたのも、急なお願いにもかかわらず、快く受け入れ先としてご快諾いただいた地元の漁師さんのおかげです。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。