月別アーカイブ: 5月 2023

体験から学んだこと

5年生が車いす体験と高齢者疑似体験に挑戦しました。

講師は、社会福祉協議会の方。数年前から毎年、車いす体験の指導に来ていただいています。

4人揃って講師へ元気よく挨拶。講師の方も元気のいい挨拶をもらったので、一生懸命頑張ろうと思ったと、その時の心境を振り返っていました。

はじめに、車いすの基本的な使い方を教えてもらいました。

車いすを押すうえで大切なのは、車いすに乗る人との「信頼関係」。

乗る人を目的地へ連れて行けばいいということではありません。

車いすに乗る人は、押す人からのささいな声掛けや気遣いがあるからこそ安心して車いすに乗ることができるのです。

早速、このことを意識して練習。「今日はいい天気ですね~」、「今、楽しみにしていることは何ですか~?」など積極的に話しかけていました。


最初は恥ずかしながらやっている様子でしたが、講師から「恥ずかしい気持ちはわかるけど、頑張ろう!」と励まされ、練習を重ねるたびに声掛けが上達していましたよ!

と、ここで!

講師の方から次の課題が出されます。今度はちょっとレベルアップ。車いすに乗る人が足に大けがを負ってしまっていることを想定した練習です。

けがをしている人に負担がかからないように、ゆっくり、慎重に介助します。ここでも、次にどんな介助をするのか声掛けをしながらやっていました。

講師から、合格点をもらうと、いよいよ実践の時です。

コースは、カーブが設定されていたり、

段差があったり、と難易度が高かったですが、

講師からもらったアドバイスを忠実に実践すると・・・

これなら、車いすに乗っている人も安心ですね。

講師も思わず、「いいね~よくできているね!その調子で!」と激励してくれました!

続いては、高齢者疑似体験です。

こちらは、耳にヘッドフォンをつけ、耳が不自由な人がどんな気持ちなのか体験している様子。

こんなに近くにいても、「はっきりときこえな~い。こんな生活が続くと大変だな~」と高齢者の身に起こっていることを肌で感じることができました。

講師の方、ありがとうございました!

ぐるっと寿都

春の遠足「ぐるっと寿都」を実施しました。今回の遠足は、例年とは違い、ビンゴ形式のウォークラリーで市街地のお店や施設をめぐる内容でした。

しかも、今回の遠足は子どもたちが中心となり、班の目標を決めたり、ルートを考えたりしながら、目的地を目指さなければならないんです。グループのチームワークや一人ひとりの高い意識が求められます。

それでは、早速、寿都小学校の挑戦者たちの活躍を振り返っていくことにしましょう!

出発前に、校長室を覗くと、なにやら、真剣な様子で話し合う子どもたち。

出発する前にリーダーから注意事項の説明を聞いたり、ビンゴを達成するための道順を話し合っていたんです。タブレットを活用して説明するなんて、まるで、大人がやっている会議のようですね!

早朝こそ雨が降っていましたが、少しずつ天候が回復し、いよいよ出発のときです。

記念撮影をし、それぞれの目的地を目指しました。

こちらのグループは、お寺に到着しました。スタンプをバッチリと押してもらえましたが、お寺にまつわる豆知識も教えてもらうことができました。

ぐるぐる市街地を回っていると、お腹も減ってきます。こちらの班は、早くもおやつタイム。

一生懸命頑張った後のおやつは最高だよね!

無事、すべてのグループが集合時間内に最終目的地に到着することができました。

どのグループもしっかりと上級生が下級生をサポートできていましたよね♡

とっても心強かったです。

到着式では、こんなサプライズも。たくさんのおやつをもらうことができました。

初めて行く場所や新たな人との出会いがあった今回の遠足。

これからも地域とのつながり、人とのつながりを大切にしていきたいですね!

6年生 サケの放流

6年生がサケの放流に行ってきました。

去年の秋に児童が人工授精させたサケの卵を学校でふ化させ、数か月間、学校の水槽で育ててきました。今回は、その大切に育てた約1,000匹の稚魚を放流してきました。

毎年、行っているこの授業ですが、命の尊さを改めて実感させられます。

数年後、元気に育って戻って来て欲しいですね。