体験から学んだこと

5年生が車いす体験と高齢者疑似体験に挑戦しました。

講師は、社会福祉協議会の方。数年前から毎年、車いす体験の指導に来ていただいています。

4人揃って講師へ元気よく挨拶。講師の方も元気のいい挨拶をもらったので、一生懸命頑張ろうと思ったと、その時の心境を振り返っていました。

はじめに、車いすの基本的な使い方を教えてもらいました。

車いすを押すうえで大切なのは、車いすに乗る人との「信頼関係」。

乗る人を目的地へ連れて行けばいいということではありません。

車いすに乗る人は、押す人からのささいな声掛けや気遣いがあるからこそ安心して車いすに乗ることができるのです。

早速、このことを意識して練習。「今日はいい天気ですね~」、「今、楽しみにしていることは何ですか~?」など積極的に話しかけていました。


最初は恥ずかしながらやっている様子でしたが、講師から「恥ずかしい気持ちはわかるけど、頑張ろう!」と励まされ、練習を重ねるたびに声掛けが上達していましたよ!

と、ここで!

講師の方から次の課題が出されます。今度はちょっとレベルアップ。車いすに乗る人が足に大けがを負ってしまっていることを想定した練習です。

けがをしている人に負担がかからないように、ゆっくり、慎重に介助します。ここでも、次にどんな介助をするのか声掛けをしながらやっていました。

講師から、合格点をもらうと、いよいよ実践の時です。

コースは、カーブが設定されていたり、

段差があったり、と難易度が高かったですが、

講師からもらったアドバイスを忠実に実践すると・・・

これなら、車いすに乗っている人も安心ですね。

講師も思わず、「いいね~よくできているね!その調子で!」と激励してくれました!

続いては、高齢者疑似体験です。

こちらは、耳にヘッドフォンをつけ、耳が不自由な人がどんな気持ちなのか体験している様子。

こんなに近くにいても、「はっきりときこえな~い。こんな生活が続くと大変だな~」と高齢者の身に起こっていることを肌で感じることができました。

講師の方、ありがとうございました!

ぐるっと寿都

春の遠足「ぐるっと寿都」を実施しました。今回の遠足は、例年とは違い、ビンゴ形式のウォークラリーで市街地のお店や施設をめぐる内容でした。

しかも、今回の遠足は子どもたちが中心となり、班の目標を決めたり、ルートを考えたりしながら、目的地を目指さなければならないんです。グループのチームワークや一人ひとりの高い意識が求められます。

それでは、早速、寿都小学校の挑戦者たちの活躍を振り返っていくことにしましょう!

出発前に、校長室を覗くと、なにやら、真剣な様子で話し合う子どもたち。

出発する前にリーダーから注意事項の説明を聞いたり、ビンゴを達成するための道順を話し合っていたんです。タブレットを活用して説明するなんて、まるで、大人がやっている会議のようですね!

早朝こそ雨が降っていましたが、少しずつ天候が回復し、いよいよ出発のときです。

記念撮影をし、それぞれの目的地を目指しました。

こちらのグループは、お寺に到着しました。スタンプをバッチリと押してもらえましたが、お寺にまつわる豆知識も教えてもらうことができました。

ぐるぐる市街地を回っていると、お腹も減ってきます。こちらの班は、早くもおやつタイム。

一生懸命頑張った後のおやつは最高だよね!

無事、すべてのグループが集合時間内に最終目的地に到着することができました。

どのグループもしっかりと上級生が下級生をサポートできていましたよね♡

とっても心強かったです。

到着式では、こんなサプライズも。たくさんのおやつをもらうことができました。

初めて行く場所や新たな人との出会いがあった今回の遠足。

これからも地域とのつながり、人とのつながりを大切にしていきたいですね!

6年生 サケの放流

6年生がサケの放流に行ってきました。

去年の秋に児童が人工授精させたサケの卵を学校でふ化させ、数か月間、学校の水槽で育ててきました。今回は、その大切に育てた約1,000匹の稚魚を放流してきました。

毎年、行っているこの授業ですが、命の尊さを改めて実感させられます。

数年後、元気に育って戻って来て欲しいですね。

入学式

新1年生10名が入学しました。

会場にいるたくさんの人から拍手で迎えられ、たくましく歩いている姿が印象的でした。

在校生からも歓迎のメッセージをもらい、寿都小学校の良いところ、楽しいところをいっぱい紹介してもらいました。

長いようで短い小学校生活、充実した6年間が過ごせるといいですね!

3年生 お店にインタビュー

3年生が町内のお店にインタビューに行きました。

まず最初に向かった先は、道の駅。ここでは、寿都の名産がたくさん並んでいます。

お店の方に挨拶をし、インタビューすることに。人気のある商品やお店の名前の由来を教えてもらうことができました。

続いては、昔から長く続くお菓子屋さんへ。ここでは、おいしいお菓子を作る秘訣を教えてもらいました。子どもたちは、一つのお菓子を作るのにたくさんの苦労があることを聞いて、大変驚いている様子でした。

担任の先生によると、この後インタビューしたことをまとめ、寿都をPRする活動をやるようです。

町外の人にも寿都をPRできたらいいですね。

生きているだけで100点満点

みんな生きていますか?はい!と元気よく答える3年生。この元気の良さは地域の人からもよく褒めてもらえるんですよ!

さて、今日の道徳の授業は、私たちの「いのち」について、じっくり、そして真剣に考える時間となりました。

映像の中で交通事故で父親を亡くした児童の話がありました。お父さんは、目に見える形では存在しないけれど、心の中には、存在していて、それは後世に引き継がれていく。今、この瞬間を生きていることに感謝をし、一瞬一瞬を大切にして生活をして欲しいと願いが込められていました。

そして、ゲストの先生はこう続けました。「生きているだけで100点満点」。人間がこの世に生まれてくるのは、奇跡のような出来事。これから生きていくうえで大変なことがあると思うけど、自分には命のバトンを持っていることを忘れないで、ゆっくりでもいいから自分のペースで前に進んでねと。

最後に感想を発表しました。「自分の中にはたくさんの先祖がいることが分かった。自分は命を受け継いだので、そのことを大切に思い、生活していきたい」。

生きているだけで100点満点。自分や友だちを大切にし、キラキラと輝いた人生を歩んでいこう!

命のバトンを身にする子どもたち。

「責任をすごく感じます!」

「何かに取り付かれているみたいで重く感じる」

様々な場面で前向きな言葉を贈ってくれたゲストの先生、ありがとうございました!

名人の力ここにあり

5・6年生が家庭科の時間でエプロンの制作に挑戦しました。 一昔前とは違い、最近の教材用のエプロンは、本体に折り線や出来上がり線がプリントされており、作業がスムーズに進められるように作られているんですよ。

とはいえ、慣れないミシンを使い、子どもたちが納得のいくエプロンを制作するには、やはりコツが必要とされます。

そこで、今回も地域の裁縫の名人のみなさんにご協力をいただき、エプロンの制作に取り組みました。


制作当初は「ここうまくいかな~い」と言っている児童もいましたが、そこは、名人たちのご指導。 これまでの生活経験から得た知識や技能を積極的に教えていただき、子どもたちは「どうすれば、できるようになるのか」自分で考えて取り組むようにもなりました。

担任の先生もスムーズに進んでいる様子を見て、大変感心していましたよ。 地域の裁縫名人のみなさん、ありがとうございました。

4年生 体について勉強しよう

自分の身に起こる体の変化。誰かに相談はしたいけれど、なかなか言い出せないのがこの頃の悩みなのではないでしょうか?

特に、性のことは、信頼できる大人にでも相談するのに相当な勇気が必要なはずです。

そこで、今回は町の保健師さんを講師にお招きし、思春期に起こる体の変化について、みんなで勉強をしました。題して、からだについて勉強しよう!!今回は、どんな新しい学びがあったのでしょうか。

まず、はじめに、体の見かけがどのように成長していくのか、みんなで考えました。

10歳までは男女の身長にそれほど大きな差はないものの、10歳を過ぎると、男女の身長に差が大きく出はじめるようです。

つい1年前と比べても、みんな身長が随分大きくなりましたよね。講師の先生や周りにいた先生方も10歳を境に身長に少しずつ変化が見られたと言っていました。

 

続いては、からだの内部に起こる変化について教えてもらいました。

脳から「大人の準備をはじめなさい」という命令が出されると、性ホルモンが分泌され、体の内部に様々な変化が起こるようです。声などに変化が出るのもこの頃からだそうです。

そして、大事なことを教えてもらいました。それは、成長には個人差があること。

まわりのみんなと成長のスピードが違うのは、当然のことなんですね。

最後にワークシートを使い、みんなで今回の勉強の振り返りをしました。担任の先生も一生懸命取り組んでいる姿にとても感動していましたよ。

これからも、自分の身体の変化に上手に向き合いつつ、心も体も立派な大人へと成長できるといいですね。

普段から関心はあったけど、児童が聞きづらいことをわかりやすく教えてくれた保健師さん、ありがとうございました。

2年生 まちたんけん

2年生が町内の温泉へまち探検に出かけました。みんな一度は行ったことがある温泉。だけど、それはお客さんとしての立場。普段は目にできないところをぜひ見てみたい!

そこで、今回のまち探検では温泉を営業している舞台裏に迫ることになりました。

まず、探検隊が向かった先は個室のお風呂。こちらは、少しお金を払わなければならないのですが、その分、快適!子どもたちは、のんびり入れるお風呂に憧れている様子でした。

続いて向かった先は、ボイラー室。機械音にびっくりしている探検隊。冬の間でも温かい温泉に入るために温度を調整し、ボイラーを運転しているようです。

続いて、食堂へ向かいました。お昼も近くなり、厨房から漂う美味しそうな匂い。探検隊もお腹がすき始めたようで、メニュー表をみて「あれ食べたい」、「これは食べたことがある」と終始食べることで頭がいっぱいな探検隊でしたが、気になることは、しっかりと質問をしていました。さすがですね。

今回のまちたんけんを締めくくるのは質問タイム。一日の来館者数や仕事をする上でのやりがいを教えていただきました。

普段は聞けないこと、体験できないことに挑戦をさせていただいた温泉のみなさん、ありがとうございました。

 次回のまちたんけんも楽しみですね。

6年生 薬物乱用防止教室

町内の薬剤師をゲストティーチャーにお招きし、薬物乱用防止教室を実施しました。

毎年開催しているこの教室ですが、ゲストティーチャーは毎回違う視点でお話をしてくれるので、常に新しい視点で学ぶことができています。

今年はどんな教室になったのでしょうか。

前半は、映像を見ながら、薬物の恐ろしさ、誘われた時の断り方について教わりました。

一人で悩まず誰かに相談することが大切になるんですね。

後半は、「健康」や「人生」という観点から生涯にわたって充実した生活を送るためには、一時の感情に惑わされず強い意志をもって生活をすることが必要になるということをみんなで考える時間となりました。