コミュニティ・スクール」カテゴリーアーカイブ

4年生 弁慶太鼓の学習

4年生の音楽の学習で、弁慶太鼓の体験を行いました。この日のために寿都弁慶太鼓保存会より太鼓をお借りし、ゲストティーチャーとして学校にも来ていただきました。デモンストレーションで「羊蹄」を演奏していただくと、叩く姿のかっこよさとお腹に響く力強い音を目の当たりにした子どもたちから、自然と歓声と拍手が湧きました。

いよいよ子どもたちの挑戦です。保存会の方に教わりながら、譜面を1行ずつ進めていきました。中には複雑なリズムがあり、苦戦した部分もありましたが、みんな休み時間を惜しんで練習に打ち込みました。

4年生のみんなの集中力で、予定よりもずっと早く進み、2時間の授業で1曲を形にすることができました。貴重な経験をとおして、和楽器の楽しさを肌で感じることができた4年生でした。

サケの成長記録

サケの卵が学校にやってきて、今日でちょうど2か月になります。5年生がふ化場で人工授精をさせてもらった卵は、この2か月でめきめきと成長をとげました。

はじめは赤かった卵ですが、点々と黒い眼が見え始めるようになり、

11月中旬ごろから徐々にふ化しはじめました。

白く濁った卵は、死んでしまった卵なので、丁寧に取り除きながら成長を見守ります。

12月に入るころにはたくさんの卵がふ化しました。冬休み明けには稚魚のお腹についている赤い袋がなくなり、5年生の児童のえさやりが始ります。これからの成長も楽しみですね。

5年生 陶芸体験

5年生の図工の学習で、ウィズコムに陶芸体験に行ってきました。今回はみんなで小鉢づくりに挑戦しました。寿都陶芸愛好会の方に講師になっていただき、手厚くご指導いただきました。

はじめに陶芸愛好会のみなさんにお手本を見せていただきました。きれいな手さばきで、小鉢があっという間に出来上がり、子どもたちからは感動の声が出ていました。

いよいよ子どもたちが小鉢づくりに挑戦する番です。陶芸はみんな初めてでしたが、陶芸愛好会のみなさんが子どもたちの自由な発想を大事にしてくださり、楽しく取り組むことができました。

今回作った作品は、乾燥させて1度素焼きをしていただき、3学期に色付けを行う予定です。どんな作品になるか、今から楽しみですね。

6年生 保健「薬物乱用防止教室」

寿都ライオンズクラブから薬剤師の方にお越しいただき、6年生が「薬物乱用防止教室」を実施しました。最近は、有名人が危険薬物を使用した事件がテレビなどで報道されることもあります。違法な薬物は一度でも使うことは禁止されており、使用によって脳に受けたダメージは一生消えることはないことを学習しました。

また、違法ではない薬物でも、間違った使い方をすることで、私たちの体に悪影響を及ぼすことがわかりました。難しい題材でしたが、6年生が理解できるように丁寧に教えていただきました。

児童を通じて、保護者のみなさまに向けた、薬物乱用防止を啓発するリーフレットを配付しています。おうちでもぜひご確認ください。(左が児童向け、右が保護者向けです)

3年生 社会「警察署見学」

3年生の社会の学習で寿都警察署へ見学に行ってきました。警察官のお仕事についてや、町の人々の暮らしを守る警察官みなさんの思いについてお聞きしました。反射板の実験では、暗闇での見えやすさを体感し、自分たちの身を守るためにどんなことができるか考えるきっかけとなりました。

鑑識作業体験では、刑事さんのお仕事を少しだけ体験させてもらいました。きれいに指紋が浮き出てきて、子どもたちは嬉しそうでした。

事件や事故がないときも、警察官のみなさんは私たちを守るために様々な努力をされていることがわかりました。3年生のみんなも、この学習で警察官のみなさんがお話ししてくれたことを忘れずに、安全・安心な学校生活を送れるように心がけていきたいと思いました。

寿都町CS交流会

11月5日に寿都町CS交流会が開催されました。CS(コミュニティ・スクール)とは、学校・保護者・地域の住民が学校の在り方や子どもたちについて考え、一緒に成長を見守っていく「学校運営協議会」が置かれた学校のことを言います。交流会には、寿都町内の各学校のCS委員や、教職員、授業等で協力していただいている地域の方が参加しました。

交流会では、寿都の子どもたちの体験学習を受け入れていただいている企業の方からご講話をいただいたあとに、参加者を班に分けたグループ発表を行いました。日頃、寿都の子どもたちとの関わりから思うことや、どんなことができるかを話し合い、有意義な時間となりました。

2年生 生活「ホタテの観察」

2年生が生活科の学習で、「ホタテの観察」に行ってきました。子どもたちは、寿都でホタテが獲れることは知っていましたが、ホタテの生態については初めて知ることがたくさんあり、この学習をとても楽しみにしていました。

漁業の方に、ホタテの目はどこにあるのかや、ホタテを獲る漁師さんのことなどを教えていただきました。特別にホタテを触らせていただき、その大きさや感触に改めて驚いた2年生でした。

CS研修会

寿都小学校の学校運営協議会(コミュニティ・スクール=CS)委員の研修会を開催しました。研修会には潮路小学校と寿都中学校のCS委員にもご参加をいただきました。

今回の研修会では、外部講師をお招きして、子どもの成長とスマホ・タブレットなどのデジタルメディアとの関わりについて、ご講演をいただきました。今や大人のみならず子どもたちの生活にも欠かせないものとなったデジタルメディア。きちんとルールを決めて使うことが、子どもたちの身を守ることや成長のために大切だということを学習しました。

現代の子どもたちを取り巻くネット事情について、理解を深めることができました。引き続き、地域として子どもたちの成長を見守り、育てていくために研鑽を積んでいきたいと思います。

4年生 社会「昔から今へとつづく町づくり」

4年生の社会の学習で、ウィズコムの文化財展示室に行ってきました。展示物の資料をもとに、ニシン漁で栄えた昔の寿都のようすや、人々の暮らしを学習しました。

地面一面に覆われたニシンの写真や、子どもたちが学校を休んでニシン漁を手伝っていたことなど、学芸員さんから当時の様子をお聞きしました。子どもたちの中には、漁で使う道具やニシンについて詳しく知っている子もおり、関心を持って学習していることが感じられました。

今では、昔に比べてニシンが獲れなくなってしまいましたが、当時の町の人々が作り上げた寿都をよく理解し、これからも町を大切にしようと思う4年生でした。

5年生 ふうタイム「サケの人工授精体験」

5年生が寿都漁業協同組合のさけ・ますふ化場で、サケの人工授精体験に行ってきました。今年は潮路小学校の4年生も一緒に体験学習を行いました。

この学習を楽しみにしていた5年生。役場の方と岩内町の水産技術普及指導所の方にご指導をしていただきながら、サケの繁殖を助ける活動を行いました。命をあつかうことの責任や重みを感じながら、丁寧に作業を行いました。

持ち帰った授精卵は、半分を川にかえし、半分は学校に持ち帰って春まで育てます。小さな卵のひとつひとつが命であることを忘れずに、大切に育てていこうと思います。