月別アーカイブ: 11月 2020

6年生 漁業体験&漁師さんの講話

6年生のふうタイムで、町内の漁師さんと漁組さんにご協力いただき、漁業体験に行ってきました。5年生のときからおこなってきたサケに関わる学習の集大成として、寿都の水産業を支える漁師さんの仕事を間近で感じ、寿都で獲れる海産物の流通について学びました。

まずは朝の競りを見学しました。市場に並べられたたくさんのお魚が、競りの開始と同時に次々と取引されていきました。

その後、漁船に乗せていただき、実際の漁のようすを見学しました。ほとんどの子が漁船初体験で、地元に住んでいてもなかなか見る機会のない網おこしを目の前で見ることができました。

陸に上がってからは魚の仕分け作業をさせていただき、最後に漁師のお仕事の大変さややりがいについてお話しを伺いました。

生まれたときから寿都で育った子どもたちにとっても、初めて目にしたり体験したりすることが多く、本当に盛りだくさんの学習内容となりました。自然を相手にする漁師さんの仕事の厳しさを知り、寿都の水産業への関心がさらに高まりました。

5年生 ミシンの学習

5年生の家庭科の学習でミシンを使った「エコバック」の制作に取り組みました。地域のボランティアさんにお越しいただき、ミシンの使い方についてアドバイスをもらいながら制作しました。

今年の家庭科の学習で初めてミシンに触れた5年生。下糸の巻取りや上糸のかけ方などを確認して、丁寧に作業を進めていきました。

この日の授業でほぼ完成まで進めることができました。とてもかわいらしいエコバックが出来上がり、嬉しそうな5年生でした。

4年生 文化財展示室見学(ニシン)

4年生のふうタイムの学習で、ウィズコムにある文化財展示室に行ってきました。教育委員会の学芸員さんに講師をお願いし、ニシン漁で栄えたころの寿都の町の様子や、ニシン以降の寿都の歴史について解説していただきました。

当時の写真を振り返りながら、地面一面に敷き詰められたニシンの膨大な量に子どもたちはびっくり!ニシン漁が最も忙しい時期は、子どもたちも学校を休み、一家総出で漁のお手伝いをしていたそうです。

当時のニシン漁の方法や使っていた道具も見せていただき、昔の寿都での暮らしぶりについてさらに理解を深めました。今とは全く違う生活様式だったことを知り、子どもたちは当時の町の様子を想像し、思いを馳せていました。