5年生では、「鮭の人工授精体験」を行い、校内の水槽で卵をふ化させ、稚魚になるまで育てました。そして6年生の春に子供たちが小川に稚魚を放流しました。
今回は、地元の漁師さん達に協力していただき、6年生は漁船に乗って漁師の仕事を体験しました。
この日は、天気にも恵まれ、寿都湾が一望でき、「きれ~い!」「気持ちいい!」と感激と興奮の声が聞こえていました。
漁が始まると、定置網には鮭やイナダ、ヒラメなどのたくさんの魚がいて、漁師さんたちが一生懸命に網をおこしていました。
船上では、鮮度保持のため、活〆する様子も見ることが出来ました。
船から下りた後は、漁獲された魚を種類ごとに選別したり、計量したり様子を見学しました。
漁師さんから現在の寿都の漁業について教えていただきました。「年々、魚の獲れる量も減り、また、価格も伸び悩んでいるが、活〆など魚の品質を保つ工夫などでまだまだ伸びしろがある。」「後を継いでくれる若い人が少ない。」などのお話もありました。
子供たちが日頃感じていることや今回の体験を通して疑問に思ったことなどについて答えていただいたりと、とても充実した学習となりました。
漁師さんに興味を持った子供もいたので、将来の漁師さんが誕生するかもしれません。