今年も、5年生のふうタイムの学習で「サケの人工授精体験」に行ってきました。寿都小学校では毎年、5~6年生のふうタイムで寿都町で獲れるサケの学習に取り組んでいます。今回もさけ・ますふ化場にお邪魔し、役場の方や岩内町の水産技術普及指導所の方にご指導をいただきながら、採卵と人工授精体験を行いました。
サケのお腹を開くと、こぼれ出た卵に子どもたちから驚きの声があがりました。この卵のひとつひとつがちいさな命であることを噛みしめながら、丁寧に作業を進めていきました。
授精卵の半分ほどは、朱太川の支流に埋めて、自然にかえしました。卵が川へ流れ出ないように、友達同士で声を掛け合いながら優しく卵を埋めていきました。
もう半分の受精卵は学校に持ち帰り、温度管理のできる水槽で、5年生が育てます。全校児童に見守ってもらいながら、大切に卵を育てていこうと思います。学校へお越しの際は、ぜひ玄関ホールの水槽をのぞいてみてくださいね。